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パークホーム
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※画像はイメージです
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、働き方が多様化し、様々な変化が生じています。
その中の一つである、2拠点生活(デュアルライフ)は、在宅勤務が増えたことをきっかけに、以前にも増して注目され始めました。
都心部と地方の2拠点を行き来する生活ですが、どのような魅力があるのでしょうか?
今回は、withコロナで注目される2拠点生活(デュアルライフ)の新しい生活についてご紹介します。
二地域居住(デュアルライフ)とは、国では下記のように定義づけられています。
二地域居住とは、都心部と地方部に2つの拠点を持ち、定期的に地方部でのんびり過ごしたり、仕事をしたりする新しいライフスタイルの1つです。
参考:国土交通省「二地域居住」(https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chisei/kokudoseisaku_chisei_tk_000073.html)
従来は、富裕層や定年退職後の人が地方に別荘としてセカンドハウスを行き来するライフスタイルのイメージがありますが、コロナ禍では「新しい生活様式」の一つとして注目されています。
在宅勤務が浸透し、出社する回数も減り、都心での暮らしを続けながら、郊外や地方に生活拠点を構えて行き来する生活スタイルが増えているのです。
二地域居住(デュアルライフ)は、都心部と地方を行き来する生活ですが、一見すると交通費などのコストもかかるため、デメリットが多いように思えます。
しかし、近年では郊外や地方における「空き家問題」が深刻になり、不動産ではなく「負動産」と呼ばることもあります。
そのため、都心部よりも安く家を購入し、自分好みにリフォームやリノベーションをして生活をする人も増えているのです。
また、都心部で過ごしていたときには気づかなかった「新たな価値観や視野が広がる」という効果もあります。
平日は都心部で仕事をして、休日や在宅ワークの時は郊外で過ごすなど、生活にもメリハリが着くため、生活の質をあげられると感じている人もいるようです。
都心部と郊外を行き来する生活である「二地域居住(デュアルライフ)」ですが、必ずしも良い点だけではありません。
・移動の交通費がかかる
・維持費などが2拠点分かかる
2つの拠点を行き来することになるため、移動の際に交通費がかかります。
距離が近ければ移動費の負担が少なくて済みますが、遠距離になると移動時間とコストがかかるため精神的にも負担になるでしょう。
また、購入した物件の維持費など、2拠点分の費用がかかるためコストが上がることです。
賃貸の場合は家賃が2拠点分になるため、毎月のコストがかかってしまいます。
2拠点を行き来する生活に憧れを持っている方もいると思いますが、二地域居住(デュアルライフ)を成功させるためのポイントとしては、①エリアと②物件選び、③資金計画の3つです。
①エリア
平日は都心部で、休日は郊外で過ごすことを目的とするのであれば、移動距離が短い方が良いでしょう。
新幹線や飛行機を使って移動する距離になると移動コストや精神的な負担もあるため、気軽に行き来できる場所を選ぶことをおすすめします。
②物件選び
地方郊外エリアには空き家を活用する方法もあるので、物件を購入するか賃貸で生活するか、を検討しましょう。
物件選びに関しては、インターネットに掲載されていない物件もあるため、拠点エリアの不動産会社に相談されることをおすすめします。
③資金計画
二地域居住(デュアルライフ)の最大のハードルは「資金」です。
家を購入する場合は、住宅ローンを利用を検討されると思いますが、すでに持ち家があり住宅ローンの残債がある場合は、ローンが通りにくい可能性もあります。
二地域居住(デュアルライフ)を成功させるためには、資金計画を立てて挑むことが大切です。
今回は、コロナ禍で注目が高まっている二地域居住(デュアルライフ)についてご紹介しました。
二地域居住(デュアルライフ)は、2拠点分のコストや移動費がかかるため、メリットばかりではありません。
しかし、都心部にはない新しい価値観の発見などもあるため、実現を目指す人も増えています。
新しい生活様式として、住まいに対する意識の多様化が進んでいると言えるでしょう。